Knowledge Village時事・社会 > リスク管理 > 問題解決における本当の原因の見つけ方

万年弱体チームの問題解決

 前回は、本当の原因を見つけるスマートなやり方のひとつとして、同じ問題が起きてもよさそうで、しかも、問題が起きていない事柄を探すという方法を、ご説明しました。 
 しかし、それでも、原因がはっきりするとは限りません。たとえば、ある食品メーカーの話です。新人が、中堅社員に聞いています。「先輩、うちはどうも営業が弱いようですが、どうしてなのでしょう?」「うん、そうなんだ。せっかくの商品開発力が泣くよなあ。どうしてなのかは、俺もわからないなあ。なにしろ、俺が入った頃から営業が弱かったからな」。こ...

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もし、停電になったら?

 では、本当の原因を見つけるスマートなやり方を考えていきましょう。

 私が、子供のころよく停電がありました。自分の部屋が急に明かりが消えたとき、暗い部屋でじっとしている人は少ないでしょう。その部屋にいても、原因はわからず、明かりはつかないからです。普通、立ちあがって、隣の部屋を見に行くのではないしょうか。もし、隣の部屋に普通に明かりがついていれば、自分がいた部屋だけの問題だということになります。電球切れかもしれません。

 しかし、もし隣の部屋も暗ければ、下の階も見てみる...

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キメツケ・思い込みは失敗の元

 ある会社で、4月の人事異動でA地区の支店長に若手社員を登用しました。この会社の取締役はこの新支店長に大変に期待していたのですが、5月、6月、7月と売上げが下がってしまいました。取締役は、「やはり、彼は若かったか」と思い、支店長を交代させようかと考えています。

 しかし、ちょっと待ってください。

 本当に売上の減少は、この新支店長の責任でしょうか。ほかに原因はないのでしょうか。たとえば、ほかの支店の売上は伸びていますか。商品別に売上を調べてみたでしょうか。

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