どう頼む?ケアプラン作成(2)〜よいケアマネジャーの選び方(前編)
介護保険制度を利用する場合、ケアプランというものが必要になります。この「ケアプラン」というのは、「どんなサービスを、何曜日の何時
から、どれくらい利用するのか」について決められた計画書です。このケアプランを作成することを主な仕事としているのが、「ケアマネジャー」です(自分で
プランを立てることもできますが、様々な手続や調整があり複雑なため、ケアマネジャーへ依頼することが多くなっています)。
従って、介護保険制度利用にあたっては、まずはケアマネジャーを自分で選び、契約をしなければなりません。
そこで今回は、よいケアマネジャーかどうかを見抜くコツについて説明します。
よいケアマネジャーの条件としては、やさしいとか、説明が丁寧、であるとか、専門知識がある、というのは当たり前のことであると思います。もう少し専門的な点からみて、私が「よいケアマネジャー」の条件としてあげたい点が一つあります。それは、
☆決まりを熟知し、それを守る姿勢がみられるかどうか
という点です。
ケアマネジャーが仕事を行うに当たっては、当然ながら制度の利用についていろいろな決まりがあります。その決まりを守らない、もしくは知らない、というの
では、その後の仕事内容も推して知るべし、でしょう。第1回目に解説した通院と買物の付き添いの問題も、実は担当のケアマネジャーが、決まりを知らなかっ
たことから起こった問題でした。
決まりを熟知し、それを守る姿勢をもっているかどうか、それを見抜くポイントとして、
☆プラン作成にあたって、自分の所属する会社、あるいは系列会社のサービスをどの程度、どのように勧めてくるかに注意する
というものがあります。ケアプランに位置付けるサービスは、利用者のニーズに適したものであることが決まりです。
ケアマネジャーといえども会社の社員であることが多く、売り上げを伸ばすために、自分の会社のサービスを勧めたいのは人情でしょう。しかし、これにより、利用者に対するサービスに偏りが生じるのも事実です。
次回もこのテーマで続きをお話していくことにいたします。

