イギリスとアメリカの街を歩き回ろう(前編)
イギリス英語とアメリカ英語には、色々な違いがあります。英語のネイティブスピーカー同士でさえ、同じ単語でも意味が違っていたりする と、勘違いしたままで会話を続けてしまうことも珍しくありません。今回はイギリスとアメリカの街をちょっと歩いてみましょう。イギリスではペリカンが道を 渡る手伝いをしてくれる?!なぜでしょうか。
分かりましたか。そうです、ペリカンとは Pedestrian Light Controlled crossingの頭文字を使った呼び名で、「押しボタン式横断歩道」を意味します。アメリカ人なら、ペリカンと言えば、大きな熱帯の鳥を連想するのがふ つうでしょう。またイギリスではZebra crossing(シマウマの横断歩道)という表現も使います。
イギリスの街ではペリカンやシマウマ以外の動物も見かけることができます。あなたがどこかに行きたいとき、ロンドンっ子は次のような道案内をしてくれるかもしれません。
「地下鉄を使ってElephant and Castle(象とお城)まで行き、Pelican crossingが見えたら左折してください。そうしたら、Dog&Duck(犬とアヒル)のすぐ横にありますよ。」 もちろん、これは動物園での順路を説明しているのではありません。Elephant and Castleはロンドンに実在する地下鉄の駅の名前です。Dog&Duckは、イングランドでとてもたくさんあるパブの店名です。同様に、 Fox&Hound(キツネと猟犬)、Horse&Hound(馬と猟犬)も一般的で、これらはイギリス人が好きな狩猟に由来しています。また、Red Lion(赤いライオン)も古くからあるパブの店名ですが、ライオンはイギリス家紋でよく使われる動物です。最近では、Slug &Lettuce(ナメクジとレタス)という面白いパブの名前もありますが、'slug’(スラグ)には「(一杯の)ウィスキー」という意味があります。
なぜイギリスの街中に動物がたくさんいるのかは定かではないのですが、まだまだあります。続きは次回またご紹介することにしましょう。お楽しみに!

