[障がい者スポーツ] 障がい者スポーツを観よう!

アドバイザー:田原 雄二 / 社会福祉士

 

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パラリンピックとその語源

今年はオリンピックイヤーでしたね。2月に開催されたトリノオリンピックで、荒川選手が「イナバウアー」で観客を魅了して感動の金メダルを獲得した ことは、まだ記憶に新しいところです。というか、「イナバウアー」という言葉があまりにも鮮烈に残っているだけかもしれませんが(笑)。

ところでみなさんは、トリノオリンピック終了後3月に行われたトリノパラリンピックのことはご存知ですか?実際にテレビとかでご覧になりましたか? オリンピックに比べれば、まだまだマスコミなどの扱いも小さいのですが、おそらく「障がい者が参加するスポーツの国際的な祭典」、「オリンピックの障がい 者版」といった認識ぐらいはお持ちだろうと思います。しかもこの大会で日本選手団は過去最高の9個のメダルを獲得し、不振だった「本家」のオリンピックを はるかに凌ぐ大活躍でした。

パラリンピックの語源ですが、「下半身麻痺」を意味する「パラプレジア(paraplegia)」と「オリンピック(Olympic)」の合成語と 言われています。ですから、第1回のパラリンピックとされている1960年の「国際ストークマンデビル大会(ローマ)」では、脊髄損傷で下半身が麻痺した 車椅子利用者が参加する大会だったのですが、現在ではいろんな障がい者が参加するようになり、パラリンピックの意味も「並行の(parallel)」(つ まり、オリンピックと同じ年に並行して開催されるという意味)と「オリンピック(Olympic)」の合成語というふうに解釈されてきています。

※障害者の「害」という漢字のイメージが悪いという指摘があり、このコラムでは法律・制度や大会名を除き、「がい」という、ひらがなでの表記にしてあります。

次回は、日本の障がい者スポーツ事情についてお話します。

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