[キャリア・ビジネス] これで勝ち抜け!就活ワンポイントアドバイス

アドバイザー:江川 裕子 / キャリアコンサルタント / LEC専任講師

 

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なぜか書けない「自分の志望動機」(後半)

今回は前回のコラムで「志望動機」が書けない理由のひとつとして挙げた「自分がその企業に入社したい本当の理由が分からない」ということについて、考えてみます。

もうすこし分かり易く表現しますと、何となく気になる企業ではあるけれども、どこが気に入っているのか自分でもよく分からないというケースです。
しかし、皆さんは、その企業で働いたことが無いわけですから、このような思いに駆られるのは、ある意味で仕方のないことなのです。多くの人にとっての就活は、インターネット検索で企業情報を集めたり、企業から送られてくる会社案内などでの情報収集のことを指すようです。
しかし、文字や写真だけで判断してしまうのは、「カタログショッピング」のようで、少し心もとない感じがします。

就活をしている皆さんには、「現場主義」という言葉をお勧めします。
現場には、問題を解決するための最大の情報があるのです。刑事ドラマなどで、よく「捜査に行き詰ったら現場に戻れ」などと言っていますが、就活でも、この現場主義が効果的なのです。
自分が入社したい企業の本社・支店・工場・店舗を、自分の目で実際に見て歩くことで、イメージが遥かに具体的になります。
メーカー希望であれば、そのメーカーが製造している商品のことを店頭で尋ねてみるとか、自分が実際に製品を購入し、使い勝手を確認するなどをするのです。また、一人のお客様として、店舗に出向いたり電話をしたりして、商品やサービス内容について聞いてみるのも良いでしょう。

企業の本社や支社・事務所を訪問してみるのも大きな効果をもたらしてくれます。
事務所に花が飾られていたり、きれいに掃除されていたりすることなどを発見できるかもしれません。また、昼休みには上司と部下が談笑しながら一緒にランチをとっている姿を見かけることができるかも知れません。
「先日電話で、感じの良い対応をしていただいて大変心地よい思いがした。そんな社員教育の行き届いた御社に入社させていただいて、私も周囲の人に喜んでもらいたい。」こうした内容の志望動機も、自分の体験に基づいた「活きた志望動機」として効果を発揮してくれるのです。

志望動機を、自分の職業興味や適性と結びつけて考えるだけでなく、就職活動の体験の中で、一人の利用客としてサービスを受けることで新しい発見をし、それをアピールしていくということをお勧めします。

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