[世界紀行] ワールドカップ出場国ってどんな国?

アドバイザー:黒田 隆行 / 公務員試験 経営学担当 LEC専任講師

 

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因縁の国?!クロアチア

クロアチア・シベニク 聖アンナ要塞から聖ヤコブ大聖堂を望む<br />
さて,今回触れるクロアチアという国,巷ではほとんど耳にしませんが,日本サッカー界にとっては特別な国です。というのも,W杯の本大会でクロアチアと対戦するのは今回が初めてではないからです。
日本が本大会へ初出場した前々回1998年のフランス大会でも日本はクロアチアと対戦しているのです。
そのときは中田選手から中山選手への決定的なスルーパス等で日本もチャンスをつくったものの,結局0−1で敗戦してしまいました。

で,今回の対戦です。3回の出場で2度も同じ国と本大会で対戦するのは,かなり低い確率。それゆえ,サッカー界においては日本とクロアチアは何か因縁めいている,と言われているのです。
しかし,別の観点,例えば旅行という観点からクロアチアを見ると,非常に魅力のある国です。
なぜこんな魅力のある国が日本でほとんど知られていないのか,不思議なくらいです。

クロアチア・ドブロヴニク旧市街私にとって,「クロアチア」イコール「ドブロヴニク(※写真右)」でした。
ドブロヴニクとは,クロアチアの南端に位置する港町で,城壁に囲まれた旧市街は,1979年に世界遺産に指定されています。「アドリア海の真珠」と謳われるほど美しいといわれるドブロヴニクには,一生のうちに一度は行ってみたいとずっと思っていました。

クロアチアを初めて訪れたのは一昨年の9月です。
スイスのチューリッヒからオーストリアのウィーンを経由してまずドブロヴニクに入りました。
クロアチア・スプリット ディオクレティアヌス宮殿
ウィーンからの飛行機がそろそろドブロヴニクに着陸するという機内アナウンスを聞いて,ふと窓から下を見ると,真っ青なアドリア海に,海岸からポツンと飛び出ているレンガ色のところが目に飛びこんできました。そう,それがドブロヴニク旧市街だったのです。
海岸線が指輪のリング,レンガ色の屋根が映える旧市街が真珠というように,まさに「アドリア海の真珠」という名にふさわしい町です。

旧市街は城壁で囲まれており,約2キロに渡って続く城壁は高いところで数十メートルにも達します。城壁の上は遊歩道になっていて,ぐるりと一周すると1時間弱。城壁の上からはレンガ色の旧市街や真っ青なアドリア海をさまざまな角度から眺めることができます。
クロアチア・トロギール 聖ロヴロ大聖堂城壁の内側には,14〜16世紀ごろに建造された宮殿や教会,修道院などが立ち並んでおり,町は数百年前の中世そのままの佇まい。メインストリートのプラッツァ通りは数百年に渡って人々に踏みしめられてきたせいか,鏡のようにピカピカ。通り沿いにはお店が立ち並び,夜遅くまで観光客で賑やかでした。

ドブロヴニクに2泊した後は,そのまま海岸線沿いを北上して,ローマ皇帝・ディオクレティアヌス帝が退位した後に住んだ宮殿跡のあるスプリットのほか,トロギール(※写真4枚目),シベニク,ポレチュ(※写真5枚目)など,クロアチアが誇る世界遺産を抱える観光地に立ち寄りながら旅行しました。
クロアチアへはウィーンのほか,イタリアのローマなどを経由すれば割と簡単にアクセスでき,個人でも簡単に訪れることができます。
クロアチア・ポレチュ エウフラシウス聖堂町と町は快適な大型バスで結ばれていますし,治安もまずまず。
W杯中は大変な混雑でしょうから(訪れたいのはやまやまですが-苦笑-),W杯後にでもぜひ一度,訪れてみてください。

※写真1.クロアチア・シベニク 聖アンナ要塞から聖ヤコブ大聖堂を望む
※写真2.クロアチア・ドブロヴニク旧市街
※写真3.クロアチア・スプリット ディオクレティアヌス宮殿
※写真4.クロアチア・トロギール 聖ロヴロ大聖堂
※写真5.クロアチア・ポレチュ エウフラシウス聖堂

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