保育園子育て事業と地域施設との関連
今回は、具体的な施設においての子育て支援事業をお話して行きましょう。
事例:「先生、私 肺炎になってしまいまして、うちの子2人を預かって欲しいのですが・・」と言う飛び込みの問い合わせがあった。
園では土曜日ともあって職員が土曜体制。子どもに対して見合った人員配置しかしておらず難しい状況。しかし、職員が「お母さん少し待ってもらえますか?」と、子ども家庭支援センターに問い合わせをし、情報を提供することができた。
その時、直接見てあげることが出来なかった現実はありますが、何か手立てを考えてあげることは大切なことです。

「子どもショートステイ事業」をご存知ですか?
保護者の病気や出産等で、子どもの養育が困難になった時、児童養護施設において子どもの養育を代わって行ってくれる事業です。
保育園には、実に様々な悩みや問題を持った方が、尋ねてくることが少なくありません。
例えば、病気になってしまって子どもが見られないなど・・。いわゆる緊急事態において、どう対処すればよいのか分からないという方が多いのです。
子ども家庭支援センター、行政が運営する施設の一つですが、月曜〜土曜まで様々な事態を抱えた方のケアを行っています。養育が困難になった時、相談してみるのも方法の一つです。
ここで、思うことは、事実困った保護者が相談に訪れるのは、身近に存在する地域の保育園です。今後、こういった事態に備えて保育園としてどうあるべきか。
今、実際に行なわれている事業として、長時間保育の他に、一時保育、病時保育、病後時保育、休日保育、年末年始保育、と、さまざまなニーズに対応していますが、そういったシステムを持ってはいるものの、果たしていつでも受け入れが万全な保育園は、どれ位あるでしょうか。
大切なお子様をお預かりする上で、さまざまな手続きを踏まなくてはならない事は止むを得ません。またその他、園の都合などで断念している方は少なくないはずです。
いつでも柔軟に受け入れられるシステム作りが必要であり、また新たな対策を講じる必要がでてきているのではないでしょうか。
時代は流れています。だから「その時々に合った」、「その地域にあった」クオリティーを追求する必要があるのですね。
「質」とは、完結することがないものです。
次回は、育児相談を踏まえた支援のあり方についてお話し致します。

