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ワールドカップ開催国ドイツの世界遺産+α

旧市庁舎  イタリアの優勝で幕を閉じたサッカーのワールドカップ。先々週まで,ワールドカップの出場国にある世界遺産について触れましたが,今週からはワールドカップ出場国にこだわらず,私が訪れたことのあるヨーロッパの世界遺産を取り上げていきたいと思います。まずは,今回のワールドカップ開催国ドイツです。まずはバンベルグ。日本対クロアチア戦が行われたニュルンベルグからも近いこの町は,「ドイツのベニス」と言われる通り,町の中心部が川で囲まれており,水の潤いを感じさせる町です。レグニッツ川に架かる橋を渡って中州に建っている旧市庁舎を越えるとそれまでとはうって変わって落ち着いた中世の町並みが広がっています。

大聖堂さらにしばらく歩くと,二本の尖塔が印象的な大聖堂が見えてきます。私は旅行の日程上,宿泊することができませんでしたが,町全体が世界遺産に登録されているバンベルグは,是非1泊して,ゆっくりとその雰囲気を楽しみたい町です。

レジデンツ 次にヴュルツブルグ。バンベルグの東に位置するこの町は,とにかく丘の上からの景色がすばらしい町です。ロマンチック街道の北の起点としても有名なこの町の中心には,世界遺産に指定されている荘厳なレジデンツ(宮殿)があるほか,小高い丘の上にあるマリエンベルグ要塞のテラスからマイン川を見下ろした風景が必見です。マイン川の向こうに広がるヴュルツブルグの町並と所々にある教会の尖塔が非常に印象的です。ちなみにこの町,レントゲンがX線を発見した町としても有名で,私が宿泊した駅前のホテル近くにレントゲン博物館があり,彼が撮影した手のX線写真などが残っていました。

エンベルグ要塞 さらにロマンチック街道の南端に近いシュタインガーデンという小さな村には,観る者すべてが感動するであろう美しい内装を持つ世界遺産指定のヴィース教会があります。18世紀中頃に建てられたこの教会,外観は比較的新しいようにも見え,草原の中にぽつんと立つごくごく普通の教会なのですが,一歩中に入るとその装飾に圧倒されます。ロココ様式の最高傑作と呼ばれるだけあって,その天井画は「天から降ってきた宝石」と讃えられるほどの華麗さを誇っています。

ヴィース教会 最後に,世界遺産ではありませんが,ドイツで最も観光客の多いといわれる観光スポットがロマンチック街道の終点の町,フュッセン近くにあります。それがノイシュバンシュタイン城です。カリフォルニアにあるディズニーランドの「眠れる森の美女の城」のモデルにもなったこのお城は,別名「白鳥城」と言われるだけあって,白を基調とした実に美しいお城です。謎の死を遂げたルードヴィヒ2世によって19世紀後半に建てられたこのお城は,おそらく世界で最も有名なお城ですが,なぜか世界遺産には登録されていません。

ノイシュバンシュタイン城 もっとも,世界には有名有名と言われつつ,実際観てみるとたいしたことのない観光スポットもあったりしますが,このお城は別。世界一有名なお城ですが,観る価値も間違いなくあります。

※写真1枚目:バンベルグ・旧市庁舎
※写真2枚目:バンベルグ・大聖堂
※写真3枚目:ヴュルツブルグ・レジデンツ
※写真4枚目:マリエンベルグ要塞から見たヴュルツブルグ市内
※写真5枚目:ヴィース教会
※写真6枚目:ノイシュバンシュタイン城

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