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東南アジア華人社会の民間信仰

東南アジア華人社会の信仰には多彩なものがある。

もともと華人社会には儒教・道教・仏教をひとつとする三教合一という考え方がある。そこから派生した民間信仰として有名なものに媽祖信仰がある。媽祖とは海難事故から身を守る女神である。媽祖廟を建て、そこに媽祖像を祭る。福建省や台湾が本場だが、最近、横浜の中華街にも媽祖廟が建てられ、観光のスポットにもなっている。
また三国志の英雄関羽を祭ったのが関帝廟である。関羽を信じれば、戦争で勝つといわれ、そこから転じて商売繁盛の神として中国、東南...

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80年代シンガポール葬式事情

私は1980〜81年までシンガポール国立大学に国費留学した。同じ宿舎にいた仏教研究会の黄君と仲良しになり,日曜は一緒に寺院めぐりをした。
中国式の寺院は朱や青を基調とした極彩色で吐き気をもよおすほどである。
黒い衣を着た在家信者たちが合唱団のように整列して読経している。一方、仏壇の前では老婆が赤い線香をかざして跪いて祈っている。

最も私を興奮させたのが葬式である。なんと不謹慎なと思われるかもしれないが、とにかく楽しい。
まず最前列から制服を着た吹奏楽...

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両性具有の世界

アジア写真インドにはヒジュラとよばれるオカマが40万人もいる。
ヒンドゥー教の両性具有神バフチャラの媒体として神聖な役割を担っている。たとえば、生後2週間の男子を祝福する儀式をつかさどる。これによって赤ちゃんの前世の罪や穢れをヒジュラに移し、その子の長寿と健康を祝うのである。

そもそもオカマが神聖視されるのは、両性具有こそ...

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