【静岡本校より】 司法書士実務家講演会 Part.3
3回シリーズの最終回は参加者最多で大盛況!
様々なテーマでお送りした『司法書士実務家講演会』も本日が最終回。成年後見分野では屈指の西川浩之先生と昨年開業されたばかりの市川あかね先生に講演頂きました。
少子高齢化が深刻化する現代日本で成年後見制度は益々重要になってくる課題です。身寄りがなかったり、家族に対しても遠慮してしまう高齢者の盾となって権利や財産を保護するという大変責任のある業務です。
また、成年後見には相続や契約代理だけでなく第1回、第2回のテーマでもあった消費者問題やクレサラ問題の解決も当然付随するものであり、まさに幅広い法律知識が必要となります。その実務内容について具体例を交えてお話し頂き、とても分かりやすいお話でした。
また、成年後見業務における弁護士との違いは・・・など踏み込んだ質問に対しても丁寧に詳しくお話し頂き、参加者の方々も有意義な講演だったとご感想を頂けました。
西川先生は保護するだけではなく、本人が自らの残存能力を活かして社会生活を送ることも重視しています。先生のお考えに深く感銘を受けた筆者でした。

福祉の側面も併せ持つ成年後見業務。時には立場の異なるケアマネージャーと意見の食い違いもあるとのこと。100%被後見人の権利を尊重する司法書士は、特養側の利害が絡んだケアマネや己の利益を優先する家族からも後見人を保護します。これは大変なお仕事です!弱い立場の人々にとってはなくてはならない制度と言えます。

市川先生からは現在取り組まれている任意後見のお話を頂きました。後見業務の前段階である『見守り契約』中に信頼関係を築き、当人の考え方に沿った後見が出来るように親身に接していらっしゃるとのこと。開業したばかりとはいえ、忙しい日々を送っておられるようです。本日の参加者の方々から最も近い存在の市川先生のお話は司法書士の魅力を再確認させてくれました。
2008/03/02 | このレポートのURL
